世界卓球開幕!卓球観戦が100倍楽しくなるたった2つの見方

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こんにちは。読書ブロガーのjikuasi(@jikuasi)です。

 

卓球って、地味で根暗で、ダサくて、マイナスなイメージに包まれがちですよね。

競技人口は全国で1000万人を超えているので、決してマイナーではないんですが、どうも世間のイメージは、かなり悪い。

卓球プレイヤーや、卓球協会も頭を悩ませていた問題でした。

 

しかし、2016年に行われたリオオリンピックで、ついに日の目を浴びました。

エース水谷隼が個人で銀メダル、男子団体銀メダル

そして女子団体も苦しみながらも銅メダルと、3つのメダルを持って帰った日本卓球勢。

 

ここからメディアへの露出が爆発的に増えたので、これからテレビなどで観戦をする機会が増えるんじゃないかと思います。

実はわたしも中学から15年ほど卓球をやってまして、

今年も全国大会の出場が決まっております。(ガチや笑)


でもあなた、ぶっちゃけ、卓球のことそんな知らないでしょ?

「水谷君、めっちゃ台から離れてすごいねー!」

「石川佳純ちゃん、台でパパーンって打つのめっちゃ早いよねー!」

そんな程度じゃないですか?

 

実は、卓球は世界で一番難しいスポーツだと言われています。

1秒間に100回転するボールを、時速100kmのスピードで打ち合う、

しかも自分が打った球がこちらに返ってくるまで0,3秒ほど。

そんな状況に、巧みな戦術や心理戦が加わる。

 

伝説の卓球選手で、国際卓球協会の会長も務めた荻村伊智郎氏も

「卓球は100m走をしながらチェスをするようなものだ」

という名言を残しています。

そんな高度なスポーツである卓球を、今より10倍面白く見るために、少し勉強しましょう。

 

卓球は回転のスポーツである

 

ボールは常に回転している

これ、意外に分かってない人が多いようです。

そうなんです。常になんらかの回転をしています。

 

ざっくりと言えば、ラリー中の回転は、「下回転」「上回転」の2種類に分かれます。

下回転は、バックスピン、つまり台につくと戻っていくような回転です。

上回転は、トップスピン、ドライブボール、といった台につくとその目標方向に加速していく回転です。

基本はこの2つです。

 

奥の選手が下回転のサーブを出して、手前の人が下回転のまま上手に返して、

でそれを今度奥の人が、「ドライブ」という技術でボールを上回転にして返してます

で、そのあとは上回転のままラリーになって、最後はスパーン!

これが最も基本でオーソドックスな展開ですね。

 

下回転が強烈にかかっていると、ラケットに当たると地面の方向に跳ね返るので、ネットに当てるミスをしてしまいます。

逆に、上回転がかかっていると、ラケットに当たると天井方向に跳ねるので、相手側の台に入りきらず、オーバーミスということになります。

 

分かるよね!?ねぇ、分かるでしょ!??

 

サーブでは下回転だけでなく、様々な複雑な回転をかけるんですが、その後ドライブで上回転のラリーになったら、あとはずっと上回転のままラリーが続きます。

 

この上回転と下回転の2つに、ちょっと横方向の回転を加える、例えば、

「上回転なんだけど、ちょっと右側に斜めの回転がかかっている」
という風になります。

そうするとボールは台に着いたらぐいんと曲がりますし、ラケットに当たった瞬間に横に方向に跳ね返ります。

うーん、体感して欲しい!

 

サーブはマジックである

で、次にサーブです。

サーブは言うまでもなくめちゃくちゃ重要です。

 

たとえば、バドミントンやテニスのサーブの種類って、そんなにないですよね?

バドなら手前か奥か。テニスはコースと回転。

 

でも卓球の場合はそういった要素が無限大です。

ボールのスピード、コース、深さ(長いか短いか)回転の種類、回転の量、曲がり具合、跳ね具合(跳ねるか沈むか)等、超複雑なんですね。

卓球の技術の中でも、サーブを受ける、つまりレシーブが最も難しい技術です。

 

そして、その回転の種類やコースを複雑に駆使してサーブを出すんですけど、

それで終わりじゃないんです。

 

何の種類の回転なのか、を相手にバレないように、カモフラージュをするんですね!

 

これは私のサーブ練習の動画で、恐縮なんですけど笑

ボールが左右に曲がっているのが分かると思います。そのような回転をかけて出しているんですが、

ボールを打ったあとに、ラケットを動かして回転の種類を相手にバレないようにカモフラージュさせています

ラケットの動かし方は同じように見せかけながら、右下回転と右回転と、右上回転を出し分けてます。

 

こちらの動画もサーブの動画です。強烈な上回転がかかっているので、レシーブのボールが天井方向に高く跳ねてしまってます。

で、ボールの回転は上回転なんだけど、下回転のサーブを出しているかのようにスイングをしてるんです。

サーブではこういった、「回転をいかに分かりにくくするか」というのが超重要になります。

さらには、フォア側に打ちますよ~という雰囲気で構えて、バック側を突いたりとか、

ゆっくりのサーブと同じ雰囲気から、急に速いサーブを出したりとか。

そういった姑息な緻密な騙し合いを行ってるんですねー。

 

たぶんテレビでなんとなく見てるだけでは分からないと思います。でもこういう前提知識を入れることで、なんとなくそんな風に見えてきますよ!

 

 

卓球は心理戦である

 

選手同士の距離が近い

卓球のプレー中の相手との距離って2,7mくらいしかないんですよ。

だから、表情とか態度で心理状態がすぐ分かってしまう。

そして、わずか3gほどのボールなので、ちょっとした心の変化がすぐボールに伝わってミスしてしまうんです。

ほんのちょっとの気持ちの差で、勝敗が決することがあるので、メンタルをいかに平常心に保つかは、卓球で勝つために超重要な事柄。

 

なので、自分のメンタルを保つのはもちろんのこと、相手の様子を観察することも戦術のうちなんですね

水谷選手はそういった相手の「心を読む」術に非常に長けています。

逆に、丹羽孝希選手は、ポーカーフェイスで有名です。

不気味なくらいに表情をぴくりとも変えないので、対戦相手からすれば、
「何を考えているのかが分からない」ので非常にやりづらいのです。

 

試合には流れがある

卓球は心理戦です。

たとえば1ゲームが11点先取ですが、すごく調子がよくて9-5でリードした。

 

「よし、いいぞ、あと2点でこのゲームを取れる」

と思った途端に、いつの間にか逆転されて9-11で負けてしまう

そんなことはしょっちゅうあります。

 

なぜか。

 

勝ちを意識して、心理状況が変わったからです。

悪く言えば、気が抜けた、ということ。

オリンピックの団体決勝戦で水谷が中国の許シンを倒したときも、完全にこの状態でしたね。

 

7:30あたりから観てみてください。先に10-7で相手の中国選手がマッチポイントを握ります。

あと1点取れば勝ち。 だが、一瞬心がゆるんだ。

そこを水谷は見逃さず、強気に攻めた。

最後のサーブ、水谷はまったく回転をかけていない、無回転のサーブだったにもかかわらず、許シンはとんでもないオーバーミスをして、コートに崩れ落ちました。

卓球は最後まで何が起こるか分かりません。

 

こういう心理状況の変化って、1試合の間に何回もあるんですよ。

1ゲーム目は楽勝で取ったのに、2ゲーム目はボコボコにされた、とかめっちゃあります。

一番良いのは、最初から最後まで、ずっと強気で攻め続けることなんですが、それはなかなか難しい。

なぜか。

 

卓球は相手と戦いながら、自分とも戦わなければいけない

ところで、卓球で「良いボール」ってどんなのだと思いますか?

 

  • スピードが速い
  • 回転がたくさんかかっている
  • 台の端っこぎりぎりに打ったボール
  • 早いタイミングで打ったボール

 

これらが良いボールです。

でも、これを出すためには、リスクを伴います。

台の端ぎりぎりを狙って、1cmでも外側に外れたらミスで相手の得点ですからね。

 

リスクを取るか、安全にいくか。

このせめぎ合いが自分の中であるんですね。

「強気にリスクを取って攻めた良いボールを出したいけど、ミスったらどうしよう…」

 

つまり相手と戦いながらも、自分とも戦わないといけないんです。

で、安全にいくという選択は、相手にとって「甘いボール」になるので、逆に相手の方がそれを攻めこんでくるので、相手の得点になる。

そうすると、相手はどんどん強気になり、自分はどんどん弱気になる。

その結果、さっきのように逆転負けをしてしまう。という構図ですね。

 

これが卓球の難しくも、面白いところなんですねー。

世界卓球のようなテレビ放送されているような試合は、大きな試合なので、大きな試合になればなるほど緊張するし、自分の心との戦いが大事になってきます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。めっちゃシンプルに説明してみました。

ホントはこれ以上にもっともっと複雑な要素が絡み合っているのですが、そこまでいくと難しくなるので今回はこんな感じで。

それでも「早いなー!」「すごいなー!」というレベルよりは1ステップ上がってますよ!

  • ボールの回転
  • 心理戦

これらに目を向ければ、卓球が今より100倍楽しく見えること間違いなしです。

まぁこの辺りのことは解説者がずっと喋ってるので、しっかり耳を傾けることも大事かなと。

「ほう、下回転がめちゃかかってるな。」

「相手、弱気になってるから流れ変わるで。」

とかって言って、家族にドヤ顔しましょう。笑

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ABOUTこの記事をかいた人

jikuasi

奈良に生息する手長族。哲学者。 月間30万POアルク収益20万円超の社畜営業ブロガー。年間100冊の読書量を持ちたい。ブロガー界一の卓球の腕前。趣味は楽器演奏と耳かき。特技は目を二重にすること。