小説『カラマーゾフの兄弟』あらすじ・感想

【リライト2017.1.31】 【初稿2016.12.1】

こんにちは、jikuasiです!
本日紹介する一冊はこちら!

”物欲の権化のような父フョードル・カラマーゾフの血を、それぞれ相異なりながらも色濃く引いた三人の兄弟。放蕩無頼な情熱漢ドミートリイ、冷徹な知性人イワン、敬虔な修道者で物語の主人公であるアリョーシャ。そして、フョードルの私生児と噂されるスメルジャコフ。これらの人物の交錯が作り出す愛憎の地獄図絵の中に、神と人間という根本問題を据え置いた世界文学屈指の名作。”amazonより

 

ロシアの大作家、ドストエフスキーの生涯最後の作品で、最高傑作です。
世界的超巨匠の大名著で、世界中で翻訳、また映像化や舞台化もされています。

 

感想:長い。

長ぇよー!うぅぇー!衣が分厚いサックサクのトンカツぐらいの分厚さです。
もっとこう、ヒレカツみたいなのでいいんだよ?好きよ、ヒレカツ…。

 

読みにくい 

ロシア作品なので、まず名前に馴染みがない。「フョードル」さんが読めない。「ふ…ひょ…ふょ…」ってなります。

「グリーゴーリィ」さんとか、読めるけど読みづらい。

で、出てくる人物名それぞれ、”あだ名”がついてて、混乱します。1人につき2つ名前を覚えないといけません。

なのに、登場人物クッソ多い。

AKBのチーム全員分くらい出てきます。中盤で忘れた頃に総選挙78位くらいのキャラが出てきて、「誰やねんこいつ」ってなります。

 

挙句、翻訳してるので日本語として意味が通じにくいとか、やたらと登場人物の言い回しが長いとか、のオンパレード。

もう助けて…

とひぃひぃ言いながら読みました。難易度は高め。

 

でも、作品としての素晴らしさはもう言わずもがな。人間の愛、金、欲望、兄弟愛、自己愛、忠誠心、プライドといったものに揺れ動かされる人間の心の中を緻密に描き切る。そんな心理描写にあっと驚かされてばかり。

ずっと頭にはあったんですけど、なかなか購入に踏み切れなくて。

あるとき、専門学生の妹が古本屋に行くという際、1000円札を渡して「カラマーゾフ買ってこい!」とパシらせました。しっかり上巻と下巻を買ってきてくれました。

「2部制か。どれ、楽しませてもらおうじゃないの…ふふん」

とページをめくり出したものの、上記のありさまで超苦戦。

でゆっくり1ヶ月ほどかかってやっとの思いで読みきり、達成感に満ち溢れた思いで最期のページをよく見ると…

 

 

 

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うおおおおおおおおおおおおおおおおぉ!!!
妹てめぇこのやろー!!ドストの野郎ちくしょー!!!!

 

そこから中巻に手を伸ばすことなく半年…笑

半年後にkindlで中巻をポチり、一週間くらいでよめました。
残った上巻も同じくらいで読めました。

 

結論:最初をとにかくがんばれ

これに尽きます。

 

最初さえ乗り越えられれば、あとはなしくずし的にドストエフスキーさんの腕がなんとかしてくれます。
ちなみに複数出版社から翻訳本が出ておりますが、この新調文庫版の訳が1番読みやすいです。

わたしもこういう世界的名著をもっと読まなければなーと思ってはいるんですが、ついついヒレカツサイズのエッセイなんかに手を伸ばしがちで…。

頑張ります。

皆さんも頑張りましょう!健闘を祈る!

 

よーい、どくしょっ!

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ABOUTこの記事をかいた人

jikuasi

じくあし。奈良に生息する手長族。哲学者。 月間30万POアルク収益20万円超の社畜を脱出し、エンジニアの道を進む。ブロガー界一の卓球の腕前。哲学に勤しんだ故の絶妙に無責任かつ奔放な文章力に定評あり。オンラインウクレレ講師業も好評中。 更新情報、おもしろネタ等ツイート中!