こんにちは、jikuasiです。
本日ご紹介する一冊はこちら!
湯神くんには友達がいない 1 (少年サンデーコミックス)
佐倉 準 小学館 2012-11-16
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あらすじ
高等学校を舞台としたコメディ作品。周囲から距離を置かれているものの、その状況を満喫している変わり者の高校生・湯神裕二と、内気な転校生・綿貫ちひろをはじめとした周囲の人々の日常をコミカルに描いている。 wikipediaより
表紙のイラストがなんかちょっと暗い雰囲気なので、闇のある話とか、発達障害等を描いた作品かなーと思いつつ読んでみると、普通にコメディのようです。
タイトルの通り湯神くんは、「友達など必要ない」というスタンスを貫き通す、”おひとりさま高校生”。他人と会話をしないというわけではないのですが、どこか距離を置いて人と接する癖があります。(というか湯神くんがあまりにも変わり者なので周りのみんなが距離を置いている、という方が適切かも笑)
そんな彼の隣の席に、転校生の綿貫さちこがやってきます。友達も出来ず、右も左も分からない彼女に対して、ふとしたときに優しさを見せる湯神くん。先輩達から攻められるところを守ってあげたり、美味しいカレーパンをご馳走したり。
「あれ、実はこの子いいやつじゃね?」
…と思わせておきながら次は冷たい言動で一気に突き落とします。
「もう!いったい湯神くんは何考えてるのか全然わかんない!もう知らない!ぷいっ!」
となります。そらなりますわなー。
しかしそれでも、どこか憎めず、その不思議な魅力に綿貫さちこは突き放すことが出来ずにいます。
そんな折に、湯神くんの下駄箱に誰かからのラブレターが!?
というところで1巻終わりです。
常に合理的な考えに基づいて行動し、自分の信念、こだわりは決して曲げない。
でも曲がったことは大嫌い。
そんな湯神くん。ちょっとかっこいいかも。
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湯神くんには友達がいない 1 (少年サンデーコミックス)
佐倉 準 小学館 2012-11-16
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