こんにちは!フリーランスでWebサイト制作している、ぴろきんちょす(@pirokinchos)です。
副業としてプログラミング講師をしております。
今回は、



そんなあなたのために、プログラミング講師をして気づいた「伸びる人」の特徴を5つご紹介します!
その1:調べる癖がついている

調べる癖がついている人は伸びる傾向にあります。
例えば、PHPでエラーが出た後の行動として、基本的に以下の2通りになります。
- エラー文やエラーコードを検索にかける人
- エラーが出たからすぐに講師に質問する人
エラーに対してすぐ質問すれば、答えがすぐにわかって効率的だと思われますが、検索して調べた人の質問は「質」が違います。
エラーに対してのすぐ質問すると、講師はそのエラーの原因とどこを修正すべきかを教えてくれます。
ただそれだけ。
それに対して検索した人は、もう原因と修正すべき点が出ています。
答えが出た上でわからないところを質問します。
答えが出ている人の質問は以下のようなものになります。
- どんな時にそのエラーが出るのか
- これからエラーが出た時の対応方法
- エラーの種類
- デバッグの方法
建設的な質問・議論になりますよね。つまり、調べる癖がついていると、調べた上で質問ができるので、一歩先の学習ができるのです。

その2:知ったかぶりをしない

知ったかぶりをする人は早く進んでいるように見えて、後になって躓く人が多い傾向にあります。
知ったかぶりをする人は
- 早く進めようとする
- 質問をせずに進める
- わからないところは後回し
- 「わからないところはありますか?」と聞いても質問しない
といった特徴が。
そして、カリキュラムの応用編に入った瞬間に手が動かなくなり、やっと質問。
この時点で調べる力がついていないので、質問は基礎的なものばかり。
もう一度基礎からやり直す人も。これだと時間がかかってしまいますよね…。
知ったかぶりをせずに、わからないことは質問をしましょう。
とはいえ、何をどう聞けばいいのか分からないこともあるでしょう。自分が今ぶつかっている壁を超える為に、なんと質問すればいいのかが分からない、というのはあるあるです。
そういった時は講師やメンターに相談するのをおすすめします。
きっと、ひとつずつ順を追って理解しているかどうかを聞き出してくれるはずです。

その3:質問の仕方がわかっている

「質問の仕方がわかっている」ということはどういったことなのかというと、「相手のことを考えて質問する」ということです。
「相手のことを考えて質問する」ということは、質問する際に、
- 現在何の勉強をしているのか
- どこで躓いたのか
- どんなエラー文が出ているのか
- 出力したい内容は何なのか(ブラウザなどを見せる)
- 入力した内容は何なのか(ソースコードを見せる)
- エラーや躓きに対してどうアプローチしたのか
をしっかりと伝えるということです。
ボリューム満点で難しいと思いますが、実務でも同じことが言えます。
実務上、わからないところがある時はこのような事項を伝える必要があるので、絶対に身につけておきたい質問方法です。
これらがひとつでも欠けていると、「何が知りたいの?」と講師やメンターが戸惑い、質問の意図と異なる答えが返ってくることも。
もちろん回りくどい聞き方はよくありませんが、端的に伝えようとするあまり必要な情報を伝えられていなければ本末転倒です。
答えを聞くまでに時間がかかり、限られた勉強時間での進捗が遅くなってしまいます。
よって、しっかりと相手のことを考えて質問することで、自分の知りたい情報をすぐに得られて、次のステップに進むことができるのです。

その4:忙しさを言い訳にしない

成長速度が早い人ほど、忙しい中でも時間を作って学習します。
逆に、忙しさを理由にしている人ほど、学習が進まないまま頓挫する人傾向にあります。
あいにく、よくあるシチュエーションがこちら。


多くの人は自分の人生を少しでも変えたいというモチベーションでプログラミング学習を始めたはず。
本当に現状を変えたいのであれば、自分の成長を第一に考えますよね。
転職を考えているのであればいち早く転職したいと思うのが人間の性とも言えます。
しかし、「仕事で忙しくてできない」という人は学習の目的を履き違えています。
もし忙しさを理由に、学習をしていないのであれば、その学習が本当に自分にとって必要なのか、再度考えてみましょう。

その5:SNSでの「オワコン」に惑わされない

よくSNSで目にする「〇〇はオワコン」、「これからは〇〇が来る」と言った謳い文句。
少し前にあったのが以下です。
- jQueryはオワコン
- これからはVue!React!angular!
- PHPはオワコン
- これからはRuby and Rails!
- これからはPython一択!
何もわからない初学者はSNS上の先輩エンジニアの言葉に惑わされ、おかしな方向に進むことがあります。
確かに、最新の技術動向を追うことは必要ですが、自分が学習すべきかどうかは別問題。
では、何の技術を学べば良いのでしょうか?
学ぶべきスキルを選定するヒントは「自分の進路」にあります。
各言語、技術はそれぞれ、使用用途が異なります。
あなたは将来、どんな仕事がしたいのでしょうか?
もしWeb系の仕事に就きたいのであれば、Webに特化した言語やスキルを学ぶべきですし、AIを作りたいのであれば、AIに特化した言語やスキルを学ぶべきなのです。
例えば何も考えずに「オワコン説」や「これから〇〇が来る!」と言われている言語、スキルの学習を始めたとすると以下のようなことが起こります。

このような発言は、少し技術を齧っている人からするとすごくおかしな事なのです。
Web制作会社に転職したいのであれば、Webに特化した言語、PHPやそれらを使用したWordPressなどのCMSの学習をするはず。
Pythonを使う制作会社はほとんどありません。
そのまま突っ走ってPythonの学習を始めてしまい、途中で気がついて勉強のやり直し。
これでは時間の無駄ですよね…。
「自分の進路」と「進路にあった言語・スキル選定」についてしっかりと考え、調査することによって、このような矛盾に気付き、遠回りを防ぐことができます。
インフルエンサーに惑わされ、進路を間違えてしまったといった失態を語っている記事もあるので是非読んでみてください!

まとめ

今回の話をまとめると、「伸びる」人の特徴は
- 調べる癖がついている
- 知ったかぶりをしない
- 質問の仕方がわかっている
- 忙しさを言い訳にしない
- SNSでの「オワコン」に惑わされない
学習は「情報戦」です。
自分の知りたい情報を早く、正確に取得。
質問するときには合理的で正確な伝達を。
情報をうまく活用することで効率よく学習ができるようになります。
最初は難しいかもしれませんが、少しずつ成長していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また会いましょう!