【Web制作業界の闇】Web制作下請け現場のデメリット5選

こんにちは。フリーランスでWeb制作をしている。ぴろきんちょす(@pirokinchos)です。
今回は

あなた
Web制作を仕事にしたい!
あなた
Web制作会社に転職を考えているけど、どんなことに気をつけたらいい?
あなた
転職してみたけどなんか違うんだよな…。
こんな悩みや疑問をお持ちのあなたのために、Web制作下請け現場のデメリットを5つご用意しました!

主体的に行動できない


 

多くの人の不満。それはやりたい仕事ができないことです。

 

例えば、ディレクション、デザインは元請け。自社はコーディングのみ。といった構造になることが多々あります。

元請けのディレクションが甘く、仕様が決まっていないのにコーディングを始めることも多数。

クライアントと接するのは元請けであるため、下請けは元請けから頼まれた仕事を淡々とこなしていく形になります。

 

頼まれたことを淡々とこなすのが楽しい人、向いている人にとってはいいのですが、マネジメントの仕事もしたい人にとっては、全く面白くありません。

 

「ここはこうした方がいいのに」といった提案も通ることがなく、心の中に留めておくことになるでしょう。

こうした主体性を発揮できない仕事が多いので、入社前に主体性が発揮できる仕事があるのかも確認する必要があります。

 

ぴろきんちょす
淡々と作業したいのか。クリエイティブを発揮したいのか。
自分がどのような仕事がしたいのか再度確認してみましょう!

案件によってルールが違う


Web制作の下請けに多いのが、案件によってルールが異なることです。

元請けであれば、自社のルールを確立し、クライアントとのやりとりもある程度マニュアル化することができます。

 

しかし、下請けだとルールを確立することが困難である可能性が高いです。

 

下請け企業は複数の元請け企業から案件をもらいます。

複数の元請け企業があるということは、その数だけルールがあります。

ルールが複数あるということは、その分振り回されることが多いということです。

 

案件の中盤くらいからやっと慣れてきたそのルールを、次の案件では一部捨てることになります。

複数あるルールに振り回されるのが嫌な人にとって下請けでの仕事は楽しくないでしょう。

 

ぴろきんちょす
テスト環境にサブドメインを使うのか、サブディレクトリを使うのか。
Gitの使用の有無、Basic認証をかけたりかけなかったり、セキュリティ対策の考え方など、Web制作会社によって異なります。
下請けだとこれらに振り回されることがあります。

 

元請けの尻拭いをさせられる


絶対に避けたい「炎上案件」。

自分自身がいくら炎上案件にしないように気をつけていても、すでに炎上している仕事が回ってくることがあります。

 

炎上にはさまざまな理由があります。

  • ディレクションが甘く、仕様決定やデザインを怠る
  • クライアントがすごくわがまま
  • きちんとした契約を結んでいない
  • プロジェクトがスケジュール通りに進んでいない

 

これらを元請けがやってしまうと、下請けはもう終わりです。

基本的に元請けはリソースが足りないときに下請けに仕事を任せます。

炎上するともちろんリソース不足に。

下請けは仕事が欲しいのでどんな仕事でも請けてしまいます。

そうすると下請けの従業員に負担がかかる。

 

…地獄ですよね。

 

ぴろきんちょす
元請けのスケジュールが押してしまったために、それを巻き返すために下請けにツケが回ってくるなんて日常茶飯事ですよ…!

 

労力に見合わない給料


 

ここまで、

  • 主体的に行動できない
  • 案件によってルールが違う
  • 元請けの尻拭いをさせられる

といった3つのデメリットを述べました。

 

ここで、皆さんはこう思うでしょう。

 

あなた
これだけ苦労するんだから、それなりに給料は貰えるんでしょ…?

 

答えはNOです。

 

これは業界の構造を見ると明確なのですが、

 

  • クライアントから元請けに支払われる金額:100万円
  • 元請けから下請けに支払われる金額:50万円

 

元請けは結構な額の中抜きをします。

それは営業・ディレクションなどにも費用がかかるからです。

仕方のないことです。

 

しかし、企業は利益がなければ存続できません。

少ない労働力で大きな利益が出れば尚よし。

元請けが全く働かず多くの中抜きをする。

全ての仕事は下請けに。

現状、これが一般的だといっても過言ではありません。

 

すると、下請け企業の従業員の給料は上がることはありませんよね。

 

ぴろきんちょす
キツいのに報酬は低く、福利厚生もない。報われない制作会社はたくさんあります。
入社する前に一度どういう業界構造なのかを調べましょう。

 

人の移り変わりが早い


苦労しているのに給料が安い下請けの現場。

こんな企業からは必然的に人が離れていきます。

そしてなぜだか人が入ってきます。罠に捕らえられるように…。

 

そんなブラック企業には人が集まるわけない?

 

いいえ、そんなことはありません。

 

なぜならこのようなブラック企業には入社しやすいという大きな武器があるからです。

理想的な企業に入れず、とりあえずどこかの企業に入りたいという人は数多くいます。

そんな人たちが行き着く先にそのブラック企業があるのです…。

 

ぴろきんちょす
今述べたような企業・現場は常に求人を公開しているため、最終的に行きついてしまいます。注意!

 

まとめ

今回の話をまとめると、Web制作の下請け企業のデメリットは

  • 主体的に行動できない
  • 案件によってルールが違う
  • 元請けの尻拭いをさせられる
  • 労力に見合わない給料
  • 人の移り変わりが早い

 

これは「Web制作業界の闇」といっても過言ではありません。

 

ぼくも一時期フリーランスとして下請け企業の下請けをしていましたが、理不尽なことだらけ。

このまま続けているとフリーランスになった意義が損なわれるので、すぐに契約を打ち切りました。

皆さんは無理をしないように。転職、フリーランスに活かしていきましょう。

 

ぴろきんちょす
少なくとも全ての下請け企業に問題があるわけではないので転職等の参考にしてくださいね!

 

 

 

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2021.01.17

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