こんにちは!エンジニアブロガーのじくあし(@jikuasi)です
営業職のあなた、毎日お疲れ様です!
ぼくは新卒から5年半営業をやりましたが、28歳で転職しIT業界に入りました。
え?なぜかって? だって、営業しんどいやん…。



分かるよ、うん…。辛いよね。
で、僕が最もつらかったことが、

です。
そう、最初の数年は成長しますけど、その後って特に成長することなんて大してないんですよね。
だから、おそらく20代後半くらいから転職を考え出したんじゃないですか?
ぼくも同じくです。
28歳の時に、全くの未経験で、もちろん文系で予備知識もないまま、IT業界に入りました。
その時に就いたお仕事が、ネットワーク運用・保守というもの。
結果的には開発がしたかったので退職はしましたが、かなりオイシイ仕事でした。
なにせ全くの知識なしの未経験で時給1800円。
夜勤もしてたので給料が前より10万も上がりましたからね…
目次
ネットワーク運用・保守とは

簡単に言うと、「通信回線の見守り番」ですね。
ぼく達の暮らしのインフラとなっているインターネットは、「通信回線」という線で繋がれてます。
電柱と電柱の間を繋いでる線がそれです。電話線も一緒に架かってます。
これはカラスが突っついて不具合が起きることもあれば、地震で切れちゃうこともある。
そしてこの線が向かう先には、それぞれのお家やお店、オフィスの中にある「通信機器」があります。
ルーターとかね。
それらのトラブルでもインターネットが繋がらなくなったりするので、そういった時に出番がくるわけです。
あ、ちなみにオフィスワークです!実際に故障を修理する部隊はまた別に居てますので。
より詳しいお仕事の内容はこちらの記事を参考にしてください。
では、実際にこの仕事に転職したぼくが感じたことをお話ししていきますね。
営業からネットワークへ転職するメリット
1.数字に左右されない

もう営業といえばこれでしょ。これしかないくらいに数字。
1に数字、2に数字。3、4数字で5に数字。
とにかく数字を求められるのが営業です。
ネットワークのお仕事は、そんな数字地獄とは無縁です。
そもそも根本的に違うのは、営業職が0から売り上げを積み上げていく加点方式なのに対し、
運用の仕事は減点方式。何もトラブルが無い状態が100です。
営業って、

なんて言ってたらブッ飛ばされるじゃないですか。笑
でも逆に運用保守は仕事が無くて暇な方がいいんです。営業とはまるっきり逆ですね。
2.営業のコミュニケーション力が活かせる

また、運用保守には窓口のオペレーターという仕事もあります。
お客様から電話で通信が遅い/途切れるといった申告を受けてそれに対応するという業務があるんですね。
で、中には完全に怒っちゃって、

みたいに怒ってくる人もいます。
そんな人にも冷静に手なづけるような対応が必要なんですが、
待って、それってあなたの得意分野じゃね?
中には理系でコミュニケーション力に難ありの人も結構な割合でいます。
相手が怒ってるのに、



みたいな返答しか出来ない人が結構いるんですよ。
いや、間違ってはないけどさ、もっとこう…あるやん?言い方。笑
その辺はぼくも培ってきたコミュニケーションスキルが火を吹いて、スムーズに対応することが出来てました。笑
3.体力的にめっちゃ楽

営業はやっぱり体力勝負じゃないですか。
電車に乗る、バスに乗る、自転車に乗る。キツい。
ぼくは大阪で営業してたんですが、1日で阪堺電車とモノレールを乗り継いだりしてましたから。笑
車移動ならまだマシだけど、1日中の運転も結構疲れますよね。事故のリスクもあるし。
今いけてても、50代とかになってもこんな動ける体力があるだろうかと、不安が絶えませんでした。
そんな中転職して、内勤でずっと壁と屋根のある部屋で、1日中座っていられるという環境に感動しました。
だって、その日がクソ暑かったとか、昼間にゲリラ豪雨があったとか、全く知らないまま帰宅するんですよ!?
これはもう感動&感動。
ネットワーク運用保守からの将来性
- ITリテラシーがつく
- 待遇のアップも充分に望める
- インフラエンジニアとしてのフリーランスという道も
この仕事をやっていくにもちろん考えないといけないのが、今後あなたの人生がどう変わるのかということ。
ITリテラシーがつく
これはもう嫌でもこうなります。
つかなければ仕事やっていけないですから。
といっても、プログラミングのように毎日帰宅後2時間、土日は8時間、というほどの勉強は要りません。
普通に仕事しながら、都度調べたり、帰りの電車で復習したり、といった感じでもある程度まで分かるようになります。
待遇のアップも充分に望める
ぼくは派遣社員で時給1800円からスタートしましたが、勤続2年の先輩は時給2300円でした。
2300円だったら、普通に昼間の8時間勤務なら、20日で36万8000円ですね。めっちゃいい。
また、派遣から正社員登用も普通にあリます。
また、この仕事は大きな企業であることが多いので、待遇も好条件になっていくことが考えられますね。
ちなみにプレミアムフライデー制度とかありましたからね。笑
インフラエンジニアとしてフリーランスへの道も
運用保守としての実力がついてきたら、本格的にサーバーを触ってネットワークを構築する仕事にもアサイン可能です。
この分野で知識をつけていけば、フリーランスとして独立し、月に50万や60万というレベルで稼ぐことも可能です。
ぼくがお世話になっているやまもとりゅうけんさんなども、このインフラエンジニアとして独立されています。
営業職のあなたが不安に思うこと
覚えること多いんじゃね?



覚えることが多いのは確かです。
多少なりともITリテラシーを持っていれば別ですが、それでもやはりカタカナ言葉がめちゃくちゃ出てくる。
キツかったのがアルファベット3文字の言葉が死ぬ程多いこと!
VPNやらDSNやらWANやら、もういちいち略すなや!と思ってました。笑
ただね、それらの言葉も覚えてしまえばなんてことはないし、そんな新しい言葉が登場してくることもありません。
プログラミング言語などの開発系は次々と新しい言葉が生み出されていくから、ついていくのに大変ですが、
ネットワークはそこまでではないので安心。


ぼくも結構懸念していたのが、「外回りよりも内勤の方が逆にしんどいのではないか」という点。
外にいけば身体を動かしてるから気持ちがいいし、上司の目などもないので気持ちはかなり楽。
部屋に閉じこもってひたすらPCの画面を見続けるなんて、とてもじゃないけど無理!
って思ってましたが、やってみれば意外といけます。
それなりに忙しければ、時間はあっという間に過ぎていくので、苦に感じたことはありません。
夜勤とか大変じゃない?



もちろんこれには適性もあるかと思います。
でも、意外といけました。
夜勤経験はゼロ、体力に自信ナシ、普段の睡眠は7時間、というぼくでもいけました。
ちなみにどんな感じかというと、
- 17時に出勤
- 夜中に2時間の仮眠
- 翌朝10時半に勤務終了
- その日と次の日は休み
という流れ。女性の方でも普通にやってました。
まあもちろん無理な方は通常の日勤だけのシフトにもしてもらえるので、必ずやらないといけないわけではありません。
夜勤のいいところは、日勤よりも暇なくせに給与が1.5倍になることですね。
ぼけ〜っと座ってるだけで時給2400円ですから。笑
まとめ:ネットワーク運用保守はあり

同い年の女友達で、
もう営業しんどいから、転職してシール貼りでもしようかな…
って言う子がいました。
そんな子にこそ、ネットワーク運用保守を勧めたい。
知識ゼロから始められてなおかつ月給30万以上になるという、控え目に言ってもかなりオイシイです。
ぼくはこの時お世話になったのが、リクルートスタッフィング、パーソルテクノロジースタッフといった派遣会社。
めちゃくちゃ親身になってサポートしてくれる上に、待遇は正社員となんら変わらないので、非常にオススメです。
両方無料なんで登録だけしといても損はないんじゃないかと思います。
特にパーソルは必須ですね。
また、「派遣」という働き方が不安という方向けのアドバイスも載っているのでぜひ上の記事をチェックしてみてください。
