こんにちは。エンジニアブロガーのじくあし(@jikuasi)です。
ぼくは結婚を目前にして5年半勤めた正社員を辞め、IT業界に転職しました。
その中でも、フリーランスエンジニアは現在の世の中では最も効率的ににゆとりある暮らしを勝ち取れる職業だと思っています。
ちなみにIT分野でエンジニアってひとくち言っても、色々あります。よくSEとかプログラマーとか言いますけど、細かい区分は色々です。
- HPを作ったり、Twitterや食べログみたいなアプリケーションを作る「Web系エンジニア」
- 自動車などの機械や、家電などの情報機器にプログラミングをしていく「組み込み系エンジニア」
- 情報を保存するデータベースの構築・管理などを行う「サーバー・インフラエンジニア」
- ネットワークの構築や設計など、「通信」をつなげる役目の「ネットワークエンジニア」
等々。もっと細かく分ければきりがないくらい。
ただ、どの分野でもフリーランスを目指すことは可能なので、どんなものがあるのかは色々見ていくといいと思います。
ぼくの場合はプログラミングを主に使う「Web系エンジニア」を目指して活動している最中です。
では、ぼくが実際になぜ将来的にフリーランスエンジニアを目指そうと思ったのか、その理由を述べていきます!
目次
1.給与が高い
ぼくがフリーランスエンジニアを目指す最大の理由は、お金です。笑
まあそりゃそうでしょ。世の中お金がすべてではないですが、お金があることで解決出来る悩みは山のようにあります。
貧乏よりはお金ある方がいいに決まってる。
で、実際にフリーランスで活躍しているエンジニアから聞き取り調査した結果の数字がこれ。
まずは年収。
25~29歳の平均年収で696万円、
30~34歳の平均年収で780万円です。
サラリーマンの平均年収が400万円と言われるなか、この額はかなりの高給取りになります。
今のあなたの年収と比べてどうですか。
では次に月収。
25~29歳の平均月収で58万円、
30~34歳の平均月収で65万円です。
もはや毎月の給料がボーナスと同じかそれ以上の額です。
こんな魅力的なことってありますか。
ただし、一応このデータは首都圏で働く方のデータなので、全国的に見れば月収でもう10万ほどは下がるんじゃないかと思われます。
それでも月50万は確保出来ることになるので、今よりも生活の質が格段にアップすることは間違いないでしょう。
出典:フリーランスエンジニア100人に聞いた年収調査【相場グラフつき】
2.リモートで在宅ワークが出来る
次にぼくが魅力的に思っているのがこれ。職場に行かなくても仕事が出来るってこと。
これだけインターネットが発達した世の中です。オフィスに行かないと出来ない仕事って、ほとんどないはずです。
情報はデータでやり取りすればいいし、会議だってビデオ通話でやれば顔を見ながらコミュニケーションが取れる。
最も仕事がはかどらない場所は「オフィス」っていう調査結果もあるくらいですからね。
参考記事:社員の76%は「オフィス以外のほうが生産性が上がる」と回答
在宅ワークの何がいいかって、まず通勤の必要がなくなるということ。
ぼくは奈良県に住んでるんですが、基本的に仕事は大阪、もしくは京都まで出ないとありません。(奈良県内にある仕事は、公務員か、数えるほどしかない老舗企業くらいです)
この通勤、ホントだるい!
なんで電車ってあんなに混んでんだよ。ストレスしか溜まらないです。
それに通勤時間って給与に換算されないじゃないですか。交通費の実費が支払われるだけで。ということは通勤時間も勤務時間なわけなんで、遠いとこに住めば済むほど自分の1時間あたりの時給は少なくなるってことでしょ。
でもかといって大阪とかの都会に住むのは、ちょっと嫌なんですよね。笑
奈良県民の地元愛の強さと閉鎖的な考えは有名です。笑
それが自宅にいながら仕事が出来るとなれば超ハッピーですよ!
将来子供が出来たときも、自分が在宅ワークをやっていればしっかりと子供と向き合える時間が格段に増えるし、パートナーにかける負担もかなり減らすことが出来ます。
それに、通わなくていいということは、「どこにある会社か」なんて概念が必要なくなるんですよ。
ぼくがRubyのレッスンを受けた師匠のうるぞーさんは、福岡にいながら東京の仕事や北海道の正社員になったりと、今まででは考えられない働き方をされています。
さらにはドイツでのお仕事も決まられたそうです!しゅごい!!
【ご報告】
昨年からベルリンのスタートアップを中心に就職活動を続けていましたが、本日希望していた企業からオファーいただけました😭初の海外就職で、つたない英語で面接して、ビデオ電話しながらプログラミングの問題解いて、やっと勝ち取りました😂
エンジニアやっていてよかった…!
— Rio Uruma(うるぞー) (@rio_uruma) 2018年1月16日
ただ、もちろん完全に在宅ワークっていうのが実現出来る仕事ばかりではありません。
最初の1年くらいはオフィスで業務に携わってから、在宅にシフトするとか、あるいは週に1回だけは出勤するとか、そういった案件が多くなるかと思われます。
それでも毎日毎日、満員電車に揉まれて往復することを考えれば、確実にストレスフリーだし、時間も有効に活用出来ますよね。
3.しかも週5日働かなくてもいい
月に50万も60万ももらう高給取りだったら、会社員ならもちろん週5日の勤務で、残業や休日での仕事があったりしますよね。
社労士、税理士といった士業の方たちも、とても忙しい毎日を送られています。
医師・看護師などはなおのこと業務時間がめちゃ多い。
一方でフリーランスのエンジニアの場合は、それこそ自分である程度業務量を操作することが出来ます。
大体、月に150時間稼働で報酬60万ねみたいな感じで決まったりしますが、例えば、それを120時間にして、週4日やれば大丈夫なようにも出来るんですよね。
もちろん案件によりますが、そういう案件を探せばいいだけの話です。
普通に正社員として企業で働いていたのでは、週5日以下の仕事なんで絶対ありませんからね。むしろ時間外労働、デスマーチで心身共にズタボロ…なんてのもよく聞きます。
週4日しか働かず、月収50万とか、お金も時間も得られてめちゃくちゃ最高じゃないですか!
4.学習コストが極端に低い
これくらいお給料をもらえる仕事を目指すとなると、やはりそれなりの「投資」が必要になってきます。
先ほど挙げた士業なんかはかなりの勉強量を要します。弁護士を目指して5年も6年も司法試験に落ち続けてる人とかたまにいますよね。
あとは看護や医療系もそう。今から急に目指そうと思っても、専門学校に最低で3年は通わないといけないし、学費も150万円~300万はかかってきます。
引用:社会人から看護師になるには?准看護師と正看護師の違いと看護師になるために必要なこと
エンジニアであれば、プログラミングスクールに通うにしても大体2ヶ月で30万とかそんな程度です。
いまや、TeacAcademyキャリアなど、転職支援がセットになった一切無料の学習サービスなどもあったりしますので、未経験からでもエンジニアを目指すハードルはどんどん下がってきています。
また、「理系でもないのにエンジニアなんてなれるの!?」とかってよく言われますが、なれます。
実際、文系卒のエンジニアって4割~5割くらいいますからね。
プログラミングで端的に求められるのは、読解力とか、翻訳力といった、「何を言ってるのかを理解する力」です。
日本語が分からないと算数の文章題が解けないのと一緒。
なので、「算数」は必要ですが、「数学」とか「物理学」とかそんな専門的な知識は一切要りません。
文系でも理系でも関係なく、誰でも今すぐ目指せるのがエンジニアです。
これを目指さない理由はない。
5.深刻な人出不足の為そうそう食いっぱぐれることはない
そんな疑問もあることでしょう。
先進国でも例を見ない超高齢化社会にまっしぐらの日本。
介護師、保育士、医師、飲食店員、運送ドライバー。人出不足な職種を挙げるときりがありません。
いつの時代も人出が充足してるのはアパレル店員と美容師くらいです。
そんなか、ITエンジニアも例外ではありません。
上記の図は経済産業省が発表しているデータ。現段階で約30万人、2030年では約80万人のエンジニアが不足すると言われています。
あなたが今からエンジニアとしてIT技術を実に付けていけば、今後食いっぱぐれるわけがない。
今でこそプログラミングスクールなどは「20代限定」などと若年層をメインターゲットとしていますが、今後はそんなことも言ってられなくなるのは目に見えています。
なのでたとえあなたが35歳だろうと40歳だろうと、今から学んでおいて損することはありません。
Lancersやクラウドワークスなどでも数時間で出来る仕事はごろごろと転がってますしね。
未経験から目指す!具体的な道のり
ここまで読んで、「じゃあほんでどうしたらいいのよ!?」っていう方。安心してください、お教えします。
おおまかな流れとしては以下のような感じになります。
- 無料で学べるProgateなどの学習サイトで、”プログラミングとはどういうものか”を体感する
- 複数社に派遣会社・もしくは転職会社に登録して、未経験でも可能な案件を探してもらう
- その間Tech AcademyやTech Boostなどのスクールでプログラミング学習をする
- 実際に企業に就職するか、派遣社員としてスキルを積んでいく
- 3年程度経験がたまれば独立!レバテックフリーランスなどのエージェントに登録し、案件を紹介してもらう
少し前までは③のプログラミング学習は必須なイメージでしたが、最近はそうでもないようです。
やはり何はともあれ、アルバイトでも派遣でもインターンでも、とにかく「企業の仕事に従事する」というのが最優先です。
ただ、何もせずにただただ「働かせてください!」って言っても、千と千尋の湯婆婆みたいにどやされるだけなので、
「これだけ興味があります」というアピール材料になるので、可能ならスクールで学習はしといた方がいいです。
ぼくは前職を在職中にとりあえず派遣会社に登録して、仕事しつつ案件を紹介してもらってました。で、退職後スムーズに気に入った案件に転職。
最初からプログラミングを学べる案件ではなかったけど、未経験でも時給1800、月収で30万超の仕事に就けて、大満足しています。
お勧めの派遣会社をまとめた記事もあるので、そちらからどうぞ。
まとめ:今から学んでフリーランスエンジニアとしてゆとりある未来を勝ち取ろう
ぼくも今から実際に働きながらプログラミングを実に付けていく段階なので、まだまだ道半ば。
もちろん前の正社員の仕事を続けていればある程度安定した将来は送れたでしょう。
でも、色々調べたり、人から話を聞いたりして情報を集めた結果、自分でも出来る!と納得し、逃げ道を断ってまっしぐらに突き進んでいる途中であります。
フリーランスエンジニア、目指してみませんか?
こんにちは、プログラミングに興味があり興味深く記事を読ませて頂きました。
直接会って色々聞きたい位です。
もしよかったらプログラミングの事色々教えて下さい
コメントありがとうございます。プログラミングは難しいですが、決して特定の人しか出来ないというわけでもありません。
何かご質問があればおっしゃってくださいね。