こんにちは、jikuasi(@jikuasi)です。
本日ご紹介する一冊はこちら!
”【キングコング西野亮廣さん激賞!「バチクソに面白いから、絶対に読んだほうがいい!」】
【驚異のロングセラー!最近1ヶ月だけでも1万部の大増刷!売れています!】リクルートの営業+和田中の校長として30年間、見てきた結論!
「100人に1人」なら、無理しなくても、誰でもなれるし、食べていける!
特別な才能はいらない。たった7つの条件をクリアするだけ。
4つのタイプ【価値観×志向】別に、7つの条件を徹底解説!
あなたはどのタイプで「100人に1人」をめざす? ”amazonより引用
この本の3行まとめ!
①100人に1人×100人に1人で、1万人に1人の人間になれ!
②なにはともあれ本を読め!
③思考タイプ別 1万人に1人を目指す方法!
著者紹介 藤原和博
お恥ずかしながら、この藤原和博さん、最近まで全然知らなかったんです。
ご縁があるのに。
大手出版、広告会社のリクルートの出身。管理職やヨーロッパ駐在も経験したのち、「フェロー」という客員社員のポストを作り出して、就任します。
2003年からは、杉並区立和田中学校の校長に。
都内で初めて民間出身の方が義務教育現場のトップになるということで、話題を集めました。
その後2008年からは、大阪の橋本府知事の特別顧問に就任したり、
2014年から佐賀県武雄市の特別顧問にも就任。
そして2016年からはなんと奈良に移住。
奈良市立一条高校の校長として教育の道をぐんぐん突き走っています。
これ、わたしの母校なんです。
こんな人が来てるなんて知らなかったー。。。
母校にはいまでもたまに行くので、今度会いに行こうと思います。
ちなみに、先日紹介したカフェ「野狐庵」からも目と鼻の先です。笑
関連記事:【奈良】カフェ「くるみの木」よりも「野狐庵」が圧倒的に高コスパでオススメ!
①100人に1人×100人に1人で、1万人に1人の人間になれ!
これが藤原さんが著書を通して一貫して述べている主張です。
たとえば、今からあなたがオリンピックで金メダルを取りたいとする。
チャレンジしますか?
しますと答えた人、すばらしい。
でも、きっと無理です。
ひとつの競技で金メダルを取るということは、単純に世界の人口で考えても60億分の1になるということ。
ここまで辿りつくには相当な時間を要するはず。
だから、今から取り掛かるのはちょっと得策じゃない。
でもね、60億分の1は難しいけど、100分の1くらいなら誰でも目指せるよ
ってことをこの本は教えてくれます。
100分の1の人になるには、1万時間を費やせばだれでも到達できる、と考えます。
たとえば、ある分野で毎日3時間を費やしたとして、365日で約1000時間。
これを10年やれば1万時間です。
10年というと「えー。。」と感じますが、
どんどん健康寿命が延びている時代。
あと40年と生きる考えたら、今からでもあと4つの分野で100人に1人にはなれる計算ですよ!
藤原さんは、営業×教育というふたつの才能を掛け合わせてレアな存在にのぼりつめているわけです。
わたしがコンサルを受けたブロガーのりゅうじんさんも、
プロブロガー×海外在住×サラリーマンという強みをかけあわせてます。
キングコングの西野さんも、芸人×絵本作家ですよね。
これね、芸人×絵本作家となってますが、ふたつを最強に極めようと思っちゃだめです。
明石屋さんま×やなせたかし とかね。
いや無理やから!これはさすがに厳しい。
だから、ひとつひとつは100人に1人程度で大丈夫なんですよ。
掛け合わせたら1万人に1人の人になれるから。
②なにはともあれ本を読め!
藤原さんは、100分の1になる為の前提条件として、
1,パチンコをしない (頭を使う余地がほぼない)
2,日常的にケータイゲームをしない (メディアに躍らされている)
そして、
3,月に1冊以上本を読む
と掲げてます。
ここでは読書の大事さを、声を大にして主張。(いいぞもっとやれ)
普段、本を読まない人は一次情報、つまり自分の限られた特殊な体験しか話すことができません。「自分は○○した」「自分は○○という話を聞いた」ということばかりです。
ほんこれ。
普段色んな人と話していて、
「あ、コイツ本読んでないな」っていうのが分かるようになってきましたもん。
で、そういう本を読まない人は決まって、学習意欲がない。
何か新しいモノや情報に触れても「へぇーそうなんだ」というのみ。
もっとひどいのが、「私知りませんから」っていって開き直る奴。
いや、これをきっかけに学べよ。。
なんか、恥ずかしくないんかなって思っちゃいます。
話は逸れましたが、藤原さんは他にも読書関連の本も出されているほどの読書芸人です。(←おい)
③思考タイプ別 1万人に1人を目指す方法!
で、ここからは先ほどの前提をもとに、各個人のマインドを以下のフローチャートに照らし合わせて、それぞれにあった方法で100分の1になるためのアドバイスが書かれてます。
A 経済的価値×権力志向(社長タイプ)
このAタイプの人にとって心がけることは、
会社で作業をするのではなく、仕事をする人になれ!ということ。
会社でやることにも種類があって、
人から与えられるのが「作業」
自分からするのが「仕事」
ただ与えられたことをやっているだけではたんなる作業に留まるので、そこからの成長は望めません、
常にバックにある、全体像をイメージしながらやる。
「車のミラーを作れ」と言われたら、何も考えず黙々とミラーを作るのではんなく、
コレはどういう車になるんだろう、今後はどんなデザインが売れるのだろう、
といったことを考えながらやるか、やらないかでは雲泥の差です。
これが経営者目線になるということです。
他にもAタイプで大事なのが、交渉、プレゼンです。
そこで使うテクニックが、「たとえ話」
新しいサービスXを説明するときに、1から説明しても、聞き手はイメージが湧かないんですよね。
相手の頭の中に、AとBとCの要素があるとすれば、それらを用いてXを説明する。
例で言うと、みなさん、
「セパタクロー」って知ってますか?
「これはチーム対抗で、ネットを挟んで向かい合って、足でボールが床に着かないようにして、得点を競い合うスポーツです。」
???
ですよね。
これを、
バレーボールの、サッカーのように足を使ってやるバージョンです。
って言ったらどうでしょう。ばっちり伝わりますよね!?
これはみなさんの頭の中に既に「バレーボール」と「サッカー」という要素があったからなんです。
なにか新しいものをプレゼン、説明するときは、常に相手の頭の中にある言葉を使って説明してあげる癖を身につけましょう。
B 経済的価値×プロ志向 (自営業タイプ)
コレはフリーランスの人も当てはまりますね。
このタイプで大切なのは、社内自営業になれ!
つまり、自分が自分を雇用しているという意識を持ちましょうよということ。
いわば自分の上司は世間です。
世間から常に見られていると感じれば、サボることも少なくなるんじゃないでしょうか。
また、ここでも読書の重要性を唱える藤原さん。
本好きだなーこの人。
本を読むとは、著者の世界を体験すること。
読書体験は、頭の中に教養のデータベースを築くということ。
物事をより深く考えられるようになる。
たとえば、私の本を読むということは、私の視点から世の中を見るということ。「藤原ロールプレイ」をしているようなものです。 こうした視点の転換をいかに数多くできるか。もし800万通りの視点を獲得できれば、八百万神、つまり神様の視点でこの世界を眺めることができるともいえます。
(せんせい、800万の本を読む為には何時間必要ですか…)
C 経済以外の価値×権力志向(公務員タイプ)
このタイプの人に重要なのは、「組織に必要とされる最低限のスキルを身に付けられるか、です。
たとえば会社員で、自分がいい顧客をつかんでいて、自分が辞めてその顧客との取引もなくなるとして、大きな損失を与えることになれば、会社はあなたを辞めさせるという選択はなくなります。
ここで大事なのは、顧客があなたの会社と取引をしているのではなく、
あたなと取引をしている状態に持ってきているということ。
そのためには、誰にも負けない自分の専門分野をつくりましょう。
なにも特別なことじゃなくても、極端に言えばお茶汲みのプロだっていいのです。
大切なのは、組織に
「あなたがいなくなったら困る!」
と思わせることです。
D 経済以外の価値×プロ志向(研究者タイプ)
経済的基盤は結婚相手に助けてもらえ!
Dタイプの人は兎にも角にもこれ。
お金です。
Dタイプで1%を目指すには、「一生を捧げてもいいと思うほど好きなものがある」ことが大前提です。
それさえあれば何も要らない。
要はオタクですね。
「ご飯さえあればあとはお箸しかいらない!」みたいな。(←違う)
たとえばあなたが「ブログが好きで好きで、一生かけてやっても絶対に飽きない!」
としましょう。
素晴らしいですよね。
でも、あまりにも好き過ぎて、他の仕事にはつかない。
そしてブログがなかなかお金を生んでくれない。
どうしましょう。
ってなったら、どうするか。
結婚相手に養ってもらいましょうや。(ありがたやぁ~)
ということだそうです。
で、その結婚相手を見つけるポイントは、共通の価値観を持つ相手をつかまえること。
つまり、めっちゃブログ好きの子と結婚しちゃえばいいんです!
なるほどね。
趣味が同じなら、生活が多少苦しくても楽しく頑張っていけそうです。
それに今なら共通の趣味を持つ相手なんてネットからいくらでも見つけられますしね♪
いかがでしたでしょうか!
ちょっとおもしろそうじゃないですか!?
こんな人が母校の校長先生だなんて、とても光栄に思います。
ぜひ、手に取ってみてください!
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