批判のほとんどは「変化することに対する恐れ」だ。ならば、そんな批判を甘んじて受けようじゃないか。 変化しなければ死んでしまう時代なのだから。
こんにちは、ブロガーのじくあし(@jikuasi)です。
キングコング西野氏の新しい著作がハンパなくやばかったので、紹介します。
ぼくが読んでいて、
となった箇所を中心に引用しながらお伝えしますね~。
目次
これからは変化しなければ死んでしまう時代
批判のほとんどは「変化することに対する恐れ」だ。ならば、そんな批判を甘んじて受けようじゃないか。 変化しなければ死んでしまう時代なのだから。
冒頭でもお伝えしたこの言葉。変化すべし。
以前までは、「ひとつの職業で死ぬまで食っていける」というのが常識でした。
でも、今は違う。ドライバーだって、レジ打ちだって、どんどん機械に取って変わられています。
今、あなたがやっている仕事が10年後にあるなんて保証はどこにもないんです。
だから、色んなことをやろう。肩書きをひとつに絞る必要なんてない。
僕もいまは、ブロガーであり、卓球ライターであり、ウクレレ講師であり、Youtuberであり、エンジニアであり、と肩書きを増やしてきました。
今後もどんどん増やしていきたい。出来れば、全然突拍子もない分野の肩書きを。
そうして1万人に1人しかいない、レアな人材になっていく。
そのあたりは詳しくこの本に書いてます。西野氏も絶賛するぼくの母校の校長先生が書いた本です。
お金を稼ぐな。信用を稼げ。
”『認知』と『人気』は、それぞれまったく別物”
不倫をしても活動を続けることができたゲスの極み乙女。に対して、ベッキーの活動が、たった一度の不倫で全て止まった理由は、彼女が「認知タレント」で、ファンを抱えていなかったからに他ならない。
おっとこちらは興味深い具体例ですね!笑
著者いわく、『認知』と『人気』は、それぞれまったく別物です。
認知 → 知名度
人気 → ファン
に置き換えると分かりやすいです。
ベッキーはもちろん知らない人は居ないほど知名度が高く、好感度の高いタレントとして有名。
でも、「ベッキーのファンです」って人はあまり聞かないですよね。
一方ゲスの極み乙女の川谷絵音。今でこそ知名度も上がりましたが、当時はそこまで世間に知られてはいませんでした。
でも、ファンはかなり多い。
元々は「indigo la end」というバンドからスタートして、同時にゲスを始めたらゲスの方が売れちゃった、というパターン。
なんですが、二つのバンドをやれているということは、それだけファンもたくさんついているということ。
なので、ファンの居ないベッキーは仕事が無くなって、ファンがもともとたくさん居てた川谷の方は活動を続けられたんですね。
タレントはスポンサーありき、アーティストはお客さんありき
なぜこういうことが起こったかというと、それぞれお金をもらう出所が違うからです。
タレントはお金をもらう出所は「スポンサー」。
一方アーティストは、直接「お客様」からダイレクトにお金をもらって生活をしている。
より多くの「信用」を得られるのはどちらかと考えれば、当然アーティストの方です。
これからの時代、いくらお金があったとしても、たった一回のミスで一気に崩れてしまうことがザラに出てきます。
ですが、「信用」をしっかりと稼いでいれば、そうそう簡単に崩れることはないでしょう。
「信用持ち」は現代の錬金術師だ
”ネタバレを恐れるな。人は「確認作業」でしか動かない。”
僕らは〝すでに、ある程度の実力が測れているモノ〟にしか反応していない。 そして、「それを生で見たらどうなるの?」といった類いの「確認作業」の為に、ようやく重い腰を上げている。 メガヒットした『君の名は。』を観に行くのも、「そこまでヒットする作品って、どんなの?」と、やはり確認作業だ。 行列ができるラーメン屋の行列に並ぶのも、やはり確認作業。
『えんとつ町のプペル』のweb上での無料公開をした際に多数の批判をくらった西野氏。
しかし、そもそもは、無料公開といった「ネタバレ」をしないと、モノは売れない。
ぼくは音楽が好きで、よくライブやフェスに行ったりします。
で、そのときに選ぶのは、やっぱり”既に自分が知っている”アーティストになる。
もっと言えば、そのアーティストが数曲演奏するなかでも、”既に知っている曲”の方がテンションが上がる。
知らない曲なら、「ちょっと休憩だな」って感じ。
アーティストがライブで新曲を披露しても、会場はびっくりするほど盛り上がりませんww
という確認作業のために、人は動いているんですね。
あなたも何かを買う、足を運ぶ、といった際の自分の思考を振り返ってみればわかるはず。
必ず事前になにかしらの情報を得ていて、そこで心が動いたから、実際の行動に踏み出しているのでしょう。
”新しいことを始めるのに必要なのは、「勇気」ではなく「情報」”
一歩踏み出すために必要なのは、ポジティブシンキングではなく、ロジカルシンキングだ。 説明できてしまう事柄に「勇気」は必要ない。 一歩踏み出すことに勇気が必要だと思っているのであれば尚のこと、そんな不確かなものを取っ払ってやる為にも、とっとと情報を仕入れた方がいい。
ここは、読んでいて痛いところを突かれている気分になりました。
何か新しいことに対する、「不安」「恐れ」「心配」
これらはすべて、「情報」を手に入れることで解決するんです。
例えば、「自分はセンスがないから楽器なんて全く出来ない」と思い込んでいた人も、
- ウクレレという楽器はギターより弦が少なくて簡単に弾ける
- 高齢の方でも難なく演奏している
- 練習時間も驚くほど少なく、マスター出来る
といった情報を仕入れていれば、「じゃあ大丈夫だな、やろう」と、行動にまで持っていけるはず。
って言ってる人は、ちゃんとした情報を集めていないだけ。
情報なんて無料でたくさん転がってるんだから、情報を集めることをしていない自分の怠惰を棚に上げて、「こわい」とか言ってたら、それこそ恥ずかしい時代です。
今、あなたが行動できていない理由は、あなたが情報収集をサボっているせいだ。 努力だ、圧倒的努力。これに尽きる。
まとめ:キンコン西野氏はまさに革命家
そのユニークな言動でアンチや批判も多い、キンコン西野氏。
- 絵本『えんとつ町のプペル』の製作費をクラウドファンディングでまかなったり、
- 1人ではなく数十人のクリエイターを集めて製作したり、
- かと思ったらその作品を無料公開しちゃったり、
- かと思ったらその作品の著作権をフリーにしちゃったり。
でも、この本を読んでそれらはすべて理にかなっている行動だということが分かりました。
革命のファンファーレが面白い。
西野氏 @nishinoakihiro は奇をてらってるような印象があるけど、実は至極シンプルで、
①物事の構造を調べる
②問題点を見つける
③クリアするこれだけなんだよなぁ。
ほとんどの人は①の段階で、「そういうもん」と納得しちゃう。— じくあし@脱!社畜ブロガー (@jikuasi) 2017年10月23日
かなりの勉強家であり、そこから緻密な計算を重ねて、「成功するしかない」というかたちにまで持っていく。
まさしく現代の革命家。
そんな言葉がたくさんつまった名著『革命のファンファーレ』
ぜひ、繰り返し精読することをオススメします。
最後に著者のあとがきから。
常識に屈するな。屈しないだけの裏付けを持て。それは行動力だ。それは情報量だ。
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