こんにちは。読書ブロガーのjikuasi(@jikuasi)です。
本日ご紹介する一冊はこちら!
本書は、ストレスフルな現代社会を生き抜くための「元気になる方法」を紹介した1冊。どのアクションも科学にもとづいており、ハーバード、NASA、東大、理化学研究所など、世界中の研究機関で「効果あり!」と証明されたもの。「気持ちが積極的にさせ、ストレスが減少する姿勢」、「不安や緊張を緩和させる30秒の習慣」、「温泉並みの効果を得られるリラックス法」など、誰でも毎日できるアクションを集めました!
amazonより引用
はい、文字通り元気になる方法を紹介している本なのですが、
よくある体育会系のノリの「気合で頑張れ」的なことはなく、
しっかりとした科学的研究に基づいた説だけが書かれています。
最後に参考文献がずらぁーっ!と並んでるんですが、量がすごいw
章立ては以下です。
第1章 まず習慣にしてみてほしい元気のスイッチ5つ
第2章 パフォーマンスとテンションを高める習慣
第3章 元気を出すために「やってはいけない!」習慣
第4章 心を平成に整えてくれる習慣
第5章 最高のスタートを切るために朝一番に試したい習慣
第6章 幸福感を高めてくれる習慣
各章から気に入ったものをご紹介!
目次
第1章 まず習慣にしてみてほしい元気のスイッチ5つ
日本人と欧米人の決定的な違い
海外旅行に行くと、われわれ日本人はひったくりや強盗などの被害に合う確率が、他国の観光客に比べてかなり高いというデータがあります。
同じアジア人でも、韓国人や、中国人ではなく、「日本人」のみが犯罪のターゲットとされています。
そもそも、欧米人にとっては、日本人であるか、中国人であるかなんて、区別がつかないはず。
と、思いきや、明確に見分けられる方法があるらしいです。
それは、姿勢。
日本人はいつも下を向いて歩いているから、後ろからでもすぐ分かるんですって!
これはマズいですよね…。
逆に、韓国人や中国人、もちろん欧米の方達は、みな背筋がピンと伸びて、自信に満ち溢れたたたずまいをしています。
これは、彼らに自信があるから、背筋が伸びているのではなく、
背筋を伸ばしているから、自信がみなぎるのです。
人間の気持ちは、「身体が先で、そのあとに脳が考える」ように作られています。
なので、ポジティブな姿勢、ポジティブな顔をすれば、自然と気持ちも元気になってくるんです!
第2章 パフォーマンスとテンションを高める習慣
動作に効果音(かけ声)を足すことで効果や効率が増していく
よく、ボクサーがパンチを打つときに、
「シュシュッ!!」
って言いますよね。
テニスでサーブを打つときや、卓球でさえ、
「んんぁぁあああぁっっっ!!!!」
と声を出すときがあります。
これ、実際に効果あるんですって!
シュシュって言う方がパンチが早くなるし、
「んんぁぁあああぁっっっ!!!!」
って言う方がボールに威力が増すんです。
ちなみに、実際に口に出さなくても念じるだけでも効果があるとのこと。笑
まぁ、一種の暗示を自分にかけるようなものですね。
第3章 元気を出すために「やってはいけない!」習慣
やけ酒をすると、イヤな気持ちがより強く定着してしまう
そうなんですってー!!
(タイトルで全て言うてしもうてる…)
アルコールを摂取すると、自分の脳の記憶を消す能力がうまく働かなくなってしますそう。
だから、イヤな気持ちになる前にお酒を飲んで、ちょびちょび発散するのがよさそうですね。
第4章 心を平成に整えてくれる習慣
お茶をゆっくり淹れ、「何もしない時間」をつくることで脳がリセットされ、平静が戻ってくる
なにかと忙しいわれわれ現代人。
目の前のタスクに追われ、スケジュールは分刻み。
そんな切羽詰まった状態では、パフォーマンスも落ちるに決まってる。
そんなときは、何も考えずに、ぼ~っとしましょう。
人間、ぼ~っとする時間も絶対に必要だって、高校のときのジャン・レノに似た怖い先生も言ってました。
でも、ただただ何も考えないっていうのは実は結構難しい。
すぐ心配事とか、次の仕事のこととか考えて、頭のなかで思考がぐるぐるまわってしまう。
それを断ち切るには、練習が必要です。
関連記事:『考えない練習』小池龍之介
で、そんななかでも誰でもすぐ簡単に出来る方法が、「ゆっくりお茶を淹れる」。
ポイントは、ゆっくり淹れること。こうすれば脳は自然とぼーっとしてきて、リセットされ、脳内が整理されるんです。
この場合、淹れるのは珈琲でもいいですよ!
とにかく、ゆっくり淹れて、何も考えず、ひたすら出来上がるのを待つ。
これはオススメです。
第5章 最高のスタートを切るために朝一番に試したい習慣
朝のルーティンの究極コンボは、運動→41度のシャワーで汗を流す→
38~40度の風呂につかる
です。
まず朝起きたら、軽く心拍数があがる程度の運動をオススメします。
ジョギングとか、軽めの筋トレとか。
なぜそれがいいかというと、心拍があがることで血のめぐりがよくなり、脳に酸素がよくまわるからです。
脳が活動には必ず酸素が必要なのですが、朝の寝起きはスッキリしない状態が結構続くもの。
その状態を、朝に軽く運動をすることでいち早く打破し、活動のスタートダッシュを切ることができます。
そして軽く汗をかいたら、41度くらいのシャワーを浴びましょう。
このときシャワーの勢いを強めにして、肩や背中をしっかり刺激してあげる。
そうすると交感神経を活発にさせることが出来て、しかも汗も流せて一石二鳥。
そしてさらに、38~40度くらいのぬるめのお風呂に入って、しっかり疲れを取りましょう。
入浴には血管を広げて、これまた血の巡りをよくする効果がありますし、
もちろんリラックス作用もありあます。
このときは、長い時間浸かれば浸かるほど、疲労回復効果は高まります。
わたしは朝風呂習慣はないけど、今度からやってみよう!
第6章 幸福感を高めてくれる習慣
身近な友人、知人、恩師などが喜んでくれそうなことを一週間に5回行うと幸福度が高まる。
「情けは人の為ならず」ということわざがあります。
これはよく間違って使われることが多いのですが、正しい意味は、
「誰かの為になにかをしてあげることは、まわりまわって自分にも返ってくるよ」というものです。
これが、科学実験によって実証されたということです!
ポイントは、「地球環境の為」とか、「世界平和の為」に何かをすることよりも、
具体的な誰か、つまり自分と親しい友人や恋人、家族などに、良いことをしてあげる。
そうすると自分自身のハッピー度が上がるという結果が出るのです。
いやはや、「情けは人の為ならず」「一日一膳」など、むかしの人達の知識は馬鹿に出来ませんね。
まとめ
という感じで、6つの観点から元気になる方法が書かれています。
ここでは科学的な説明は割愛しましたが、どれもおおよそ納得のいくものばかり。
読み終わったら、めちゃめちゃ元気になりましたよ!
社蓄さん、新社会人の方、そろそろ5月病もやってくるし、読んどいたら?
よーい、どくしょっ!
更新情報、おもしろネタ等ツイート中!
フォローしてくれたらゲロうれしい↓↓
Follow @jikuasi
コメントを残す