- 仕事を選ぶ際に必ず考えるべき3つの基準が分かる
こんにちは!じくあし(@jikuasi)です
今回はアラサー営業職からの転職を考えるあなたが、絶対に考えておくべき3つの基準についてお伝えします。
かなり基本的な内容なので、初めて仕事を選ぶ就活生などにも参考になるはずです。
また国や団体が出している賃金指標なども参考になりますので、お勉強の為に一度目を通すといいでしょう。
また、今回の記事の内容をYouTubeでも喋っていますので、
通勤中の方などは音声にてお楽しみくださいませ!
※今回は、企業などに勤務することを前提として書いてます。
独立してうんぬんてのはまた別のお話にて。
目次
人生の3大価値は、金・時間・健康

僕は人生において必ず必要であり、最も重要な価値が3つあると考えています。それが、
- 金
- 時間
- 健康
の3つです。
こういう話の時に、しょっちゅう、というか必ず出てくるのが、心理学者アブラハム・マズローの欲求5段階説。
こんな感じの図、見たことがあるでしょう。

引用元:http://nakaosodansitu.blog21.fc2.com/blog-entry-846.html
そこの、一番下の土台となる部分の生理的欲求を満たす為に、まずは「金」が必要ですね。
そして、その上の安全欲求を満たすために、「健康」であること、が必要になります。
さらにその上の愛・所属といった、社会的欲求を満たすためにには「時間」が必要になってきます。
というかまぁ、難しいこと考えなくてもいいです。つまりは、

ってことですね。
お金・時間・健康を満たす仕事とは?



なくはないけど、万人に共通して「これ!」と言えるものはないやろな。
最初に結論を言っておくと、そんなものがあったらその仕事にみんな殺到しちゃいます。
殺到した結果、市場原理が働いて賃金が安くなっちゃいます。
つまり、そんなパーフェクトな仕事はないということです。
なので、それぞれが多様な性格や考えを持っているんだから、一人一人が自分と向き合って見つけていくしかない、ってことですね。
…うん。
なんかふわっと当たり前なことを言ってるだけになっちゃうので、もう少し考えてみましょう。
お金はたくさんもらえるけど時間がない仕事

このジャンルは少し考えたら色々と想像つきそうですね。
例えば、、
- 外資系の保険の営業マン
- 証券マン
- ベンチャー経営者
- 大学病院の勤務医
などなど。
どれもお金はもらっているけど、長時間勤務していて休みもあまりないようなイメージがありますよね。
お医者さんで外来の救急対応とかしてる人はもう病院に寝泊まりして1週間帰宅してない、みたいなこともよく聞きます。
もっとシンプルに考えたら、
- 飲食店のアルバイトで時給1000円
- 毎日15時間勤務
- 休みなしで30日入って月収45万
みたいなやり方でもお金はもらえるわけですよ。
でも、これって幸せですか?
ぼくはまっぴらゴメンです。

お金はもらえるけど、危険や健康リスクを伴う

次に考えるのがこのジャンル。
例えば、、
- 夜勤もある病棟勤務の看護師
- 感染症の恐れのあるゴミ処理、下水道の配管工
- 事故の恐れのある長距離ドライバー、パイロット
等々。
営業時代、医療業界に深く携わってたのですが、
看護師さんなんかは、看護学校を卒業して1年目であっても、月に8日夜勤をして、年収400万超えとかはザラに聞きます。
と同時に、「命を削りながらやってる」という声も。
常に医療ミスのリスクもあり、夜勤では仮眠時間はあっても、ナースコールが鳴ればすぐ駆けつけないといけないため、気が休まることはなし。
結果的にほとんどの方が結婚、もしくはその前に退職していきます。
ぼくも外回りの営業をやってましたが、夏場なんかは特に辛い。
年々厳しさを増す猛暑により、常に熱中症になりかけ、蓄積されていくメラニン…。

時間にゆとりがあるけど、お金はあまりもらえない仕事

これは職種的には事務職とかが多いのかな。
割と決められたタスクをこなしていくことがメインで、仕事を生み出したりはしないような職種に見られます。
また、アルバイトや契約社員、派遣社員といった就業形態にも多いですよね。
また、派遣やアルバイトでも、工場勤務では健康リスクがあるお仕事もあります。
金属の切削とか、アーク溶接とか、鉛を扱うとか。
生産状況が忙しくなければ時間的自由はあると思いますが、健康リスクはあると。
また、ITエンジニアなどPC作業がメインの仕事は健康リスクなさそうに見えますが、
眼精疲労とか、肩こり、腰痛等、辛いものはあります。

これらとは別で存在する「やりがい」という基準について
久しぶりパティシエの妹に会ってきた。
製菓学校に通い、ドイツでも勉強し、世界的にも評価されているオーナーの店に勤務。✅勤務時間は12時間
✅月の休みはシフトで6日
✅で、月収15万
何故こうなってしまうのか。
— じくあし💻SESから脱出🏃♂️💨 (@jikuasi) 2019年3月19日
パティシエであるぼくの妹は、勤務1年目ですが月収15万とのこと。
それでも全く不満を言うこともなく、毎日しっかりと働いています。
「ケーキ作りがやりたい!」という強い想いがあるからこそ出来るんです。
逆に、何の想いもなかったら絶対無理ですよね。
まあやりがい搾取という言葉もあるくらいなので、この待遇を良しとは全く思いませんが…。
また、小学校教員である妻も、毎日朝7時台から出勤し、土日も欠かさず授業の準備をしてと、
プライベートの時間もかなり仕事に割いています。
それでも、子供達の笑顔や、巣立っていくときの感動など、何事にも変えられないやりがいを感じて、日々教壇に立ってるんですね。
ほんと、素晴らしいわ。
まとめ

就活サイトには「自分自身が輝けるかどうか!」みたいなキラキラした言葉が並べられてますが、結局のところは、
- 金
- 時間
- 健康
だと思うんですよ。
働く仕事を選ぶ上で、この3つの要素は絶対に外して考えてはなりません。
全部を100点にするのは難しいかもしれませんが、どれだけ高められるか、と考えるのは非常に大事だと思っています。
これまで人材会社の営業として、また自身が転職を繰り返す中で、様々な仕事を見てきました。
その中では一応、派遣でネットワーク運用保守案件に入る、というのがお金・時間・健康の全ての要素を満たしていたかと思います。
まあどんな仕事にも一長一短ありますので、完璧を求め過ぎたらキリがありません。
70点を目指すくらいがちょうど良いのかもしれないしね。
あるいは、スキルをつけて独立して、フリーランスとしてやるのももちろんアリです。
ただその場合は「安定した収入」をリスクにすることにはなりますが。
結局今回の記事では「こうすべき!」という答えが言いたかったのではなく、
「考える基準」をご紹介したまでです。
目まぐるしく技術が進歩している世の中、1年後にはこれまで存在していなかった仕事がたくさん出てきているでしょう。
常に情報感度を高めながら、そのときの自分に合った仕事や働き方を見つけ、
柔軟に人生の波を乗りこなしていく。
そんな生き方をしていきましょう。
参考になった方はぜひTwitterのフォロー、LINE@の登録もしてくれると嬉しいです(^^)

お金があっても使う時間なかったら意味ないし、不健康だったらそもそも何も出来ないじゃん